• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

2021/10/08 20:32

アンティークのシャンデリアガラスからインスピレーションを受けた色彩豊かなネックレス、
matiz ( 西・マティス = 色合い、ニュアンス ) をリリースいたします。





原石選びから色彩を描くようにイメージをし、
インクルージョンの配置に拘った研磨による2石は
光を受け、重なり合うことでまた新たな色彩と魅力を纏います。

 [ マティス ] のネーミングの響きには言葉自体の意味に加え、
画家の名前から連想して絵画の意味を重ねた、色彩遊びの意味を込めています。




片面はレースで覆輪留め、片面は爪でルースを留めた、
2石で1つのシャンデリアガラスのフォルムを表現し
どちらのストーンを表にしても着用ができるデザインとなっています。





○レース覆輪留め・ルチルクォーツ




○爪留め・ブラウンアゲート


2つのストーンからなる豊かな色彩の魅力を是非お楽しみください。



////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////



皆さんにとってジュエリーはどのような存在でしょうか?

自分の気分を上げる存在だったり、いつも着けるお守りのような存在だったり、
楽しみ方が様々なところもジュエリーの魅力です。

私がジュエリーをデザインする中では、ファッションとしてのイメージも多く持っています。
私自身ファッションが好きです。
ファッションが好き、と言ってもトレンドを積極的に取り入れるという意味合いではなく
自分が変わらず好きな雰囲気や、素材やデザイン、
長く愛せるものを身の周りに置き、楽しみたいと思っています。

Curva y Ruri JEWELRYを身に着けていただく方にも
好みのお洋服や小物に合わせて、ジュエリー選びを楽しんでいただきたい、
そして、同じブランドの中で相性の良い組み合わせを見つけながら、
トータルでコーディネートを楽しんでいただけたら、とても嬉しく思います。




これまで、リングを多く作品にしてきましたが
Curva y Ruri JEWELRYらしさを感じられる、ネックレスについてもずっと考えてきました。





○レース覆輪留め・石底に原石肌を残した、ニュアンスの写り込みが魅力のクォーツには
個性豊かなエメラルドインクォーツを合わせて。(私物)


今年の春先にブランドのルーツや自分の経歴を改めて整理する機会を持ちました。
気に入って私の手元にやってきたモノたち、
日々、自分を取り巻くモノへの「愛着」。
そんな日常もブランドのルーツに繋がっていることを改めて認識しました。


◆その時のコラムはこちら


これまでアンティークレースを象った作品を沢山つくってきましたので
ありがたいことにブランドのイメージに「アンティークレース」の印象を持っていただくようになりました。
実は、私がレースをモチーフとするには単にレースが好き、いうことだけではなく、
大切にしている別の想いがあり、matizのリリースに際して少しお話ししたいと思います。

アンティークレースという素材は、私にとって一つの技法という捉え方であり、
古いものへの愛着、素材や職人の技術への興味、
大切にしている自分自身の感性を総称して置き換えた作品の表現方法です。
原石は長い年月をかけて形成された自然の産物であり、
又、アンティークが纏う経年の風合いは人がモノと過ごしてきた時間でしか生み出せないものです。
職人技術も年月をかけ培ってきたその方の特別な時間を纏っています。
日々、そういう尊い素材や技術に触れることで化学反応のように、インスピレーションが広がっていきます。




このmatizのネックレスもまた、
いつかの蚤の市で見つけたシャンデリアガラスがデザインソースとなりました。
それぞれが纏った「時」の一つ一つを、
魅力的な素材として感じていただけるように拘りを込めて
ファッションの効き役となるネックレスをつくりました。



原石から贅沢に削り出した大きな2石のルースは全て一点物です。
研磨職人と共に原石選びから厳選し、風景を切り取るように研磨を施した
拘りのピースたちです。




○デュモルチェライトインクォーツの原石。
石の中がはっきりと見えない石は、カットするまでドキドキ。




○こちらはシャンデリアガラスの底、尖がりの面を研磨で表現。



素材の魅力を存分に楽しんでいただける立体感や存在感に拘った
ファッションを引き立てるロング丈のネックレスのスタイルは
リング同様に時折、手に取って眺めてお楽しみいただけるのも魅力です。






鎖のコマのお好きな位置に金具を留めることが出来、
ショート丈にした時も、アジャスターとなる鎖の丈を背中側に下げていただくのもアクセントとなり素敵ですし、
プラスαのオプションとしてY字ネックレスでの着用も個人的に気に入っています。
(*Y字での着用はつくりの構造上、鎖が捻じれやすい為オプションとしています。ご了承ください。)





又、エンドにはリングの製作で残ってしまうレースの地金のハギレを再利用。
そんな所も愛着を感じていただければと思います。
(*2022.11月~型での制作に移行しています。ご了承ください。)


そして、もう一つ、私が特に拘ったデザインポイントがあります。
このペンダントトップにはバチカンなどの金具がありません。
テーブルに置いた時にも、ペンダントトップそのモノがオブジェとなるように
ジュエリー職人と構造を試行錯誤し、すっきりとしたフォルムに仕上げました。





○レース覆輪留め・ささやかな虹が煌めく、エレスチャルアメシスト




○爪留め・繊細な内放物が輝く、シルバールチル



matizのネックレスは10/18(月)~合同展示会、IFFTにてお披露目、
その後、10/23(土)~自由が丘サロンにてご紹介いたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。



◇IFFT intnlierlifestyle living 10/18-20
東京ビッグサイト South Hall 1:JE-06
JEWELRY-selected by New Jewelry LLC.
(※業者様向け展示会となります。) 


- material -
ペンダントトップ K10  /  鎖(全長70㎝) K10・K18をご用意しています。